闇夜が深い静かな街角
ヒーリング(癒し)の国、世界遺産アンコールワット仕入れ旅行記
プノン・バケンワット(標高60m)はアンコール三聖山の一つです。この地はアンコールワットを背景に沈む夕日を眺める有名ポイントですが、足元が悪いので暗くなってから(街灯がないので真っ暗になる)帰ろうとすると急坂の滑る赤土の斜面を後ろ向きで四つん這いになってへっぴり腰で降りるというとんでもない事になります。
像に乗っての往復も出来るので着いたら早めに登ると観光エリアの全体が見渡せて方向感覚が分かります。(サンライズ、サンセット共に有名です)
タ・プロ−ムワット
タ・プロ−ムワット(梵天の古老)の室内に伸びたスポアン(カジュマル)の木の根。このワットだけは発見当初のままで保存されているとの事ですが、逆に修復された遺跡はこの状態で見つかったともいえますね。
1186年に建立されたことが知られていますが何時廃屋になったかは定かでない。
シェムリアップ飛行場です。カンボジアは現地のイミグレ−ションで20$払って30日有効の観光ビザをもらいます。カンボジアとか入国時にビザが必要な国は手続きに写真が1枚必要ですので用意しておきましょうね。
インドとかは事前にビザの取得が必要なのでご注意です。カンボジアの20$って結構大変なお金なんですよ。
出国客はイミグレが終わってから時間になるとぞろぞろ歩いて飛行機に乗ります。私もこの便に乗ってタイのバンコックに抜けました。

闇夜のカンボジア雑感    シエムリアップの街角はなぜ闇夜?
カンボジアの微笑みは癒されます

シェムリアップの飛行場について早3日目ですが気持ちがだらけて来ました。何しろ乾季の3月でも亜熱帯モンスーン気候特有の湿度と温度です。この時期降りそうで降らない天気のため不快指数は80を超えほぼ全員が不快状況ですね。遺跡めぐりの女神達の顔が皆同じ見えてきて♪岬めぐりの船が~♪状態になってきました。

私;布袋様ここも飽きてきましたがお布施のほうは集まりましたか。
布袋様;ウムやっぱり施しのほうが多く困ったもんだ。なんとかしないといかんの。しかし高級五つ星の300$ホテルはお主と同じ日本人で溢れているな。この差は何だ、一泊2$のクーラーもバスタブも無いドミトリーに毛の生えた1泊5$のこの安宿で暑苦しいお主となんで寝とるんだ。

私;マア八つ当たりはご勘弁・・・・・・・・・・・・・・・
布袋様;Ummmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm
私;そうですね、とりあえず喉が渇いたのでビールを飲みましょう。
布袋様;この宿のいいところは町で2軒しかないコンビニが近いので、いつも冷たいビールが飲める事ぐらいじゃ。

コンビニの若い女性店員;*@+/?%#&"!〜/70..p
私;いつもありがとねと言ってますよ
布袋様;うむ毎回ビール、つまみとカップラーメンとか買ってあげれば喜ばれるわな
コンビニの若い女性店員;*+*&%$
私;いつまでシェムリアップいるんですかって
布袋様;お布施の集まりが芳しくないのでそろそろタイに廻ろうと思っておるのだ
コンビニの若い女性店員;*-$#"&'`*(そうなの残念ね)
私;どこか面白いところは無いの
コンビニの若い女性店員;*+*&%$#"&'`*(あんな安宿に泊まっているようではお金はなさそうね)
私;アプサラ舞踊も遺跡めぐりもちょっと飽きたし
コンビニの若い女性店員;*#$%({@}?*・・・・(そうねトンレサップ湖の魚とり体験ツアーも縁が無さそうだし。困ったわね)
私;魚とり?朝早いのは駄目よ
コンビニの若い女性店員;*"#=~\>*(貴方はリクエストが多すぎるわ)
私;なかなか良い所が無いと言ってますよ
布袋様;いい所!お布施が集まるところは無いかな?
コンビニの若い女性店員;*Xxxx*+`&%$)#(私はカンボジから出たことが無いけどタイとかベトナムは楽しそうね、行ってみたいわ)
私;そうだね。でも悪いやつもたくさんいるからあまり期待しないほうがいいよ
布袋様;そうじゃな

コンビニの若い女性店員;$%#)'&!"~*/(Good Luck&Speedお元気でご無事な旅を)
私、布袋様;なにやらしんみりします

表は街灯も少ない真っ暗闇でクーラーの良く効いた明るい店内でしばしのコミニュケーションをするんですがこれ以上話すとなんかホームシックにかかりそうで早々に退散です。

布袋様;Aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa明日この町を出よう

バイクタクシーのおっちゃん;*$%#")'*/-12R%&(ハーイ日本人の方ね、いい所に案内するよ)
私;そんな気持ちになれないからいらない
バイクタクシーのおっちゃん;$#"&x、x*+`&%(お前らは*******だ、******だからだろう)
布袋様;ウムあんたはそうかもしれないがワシは違う。ワシ等は帰る
私;帰りましょう。

いつもと違う道を歩くと明るいネオンが見えました。中は楽しそうで若い女性の嬌声が聴こえてきます。
布袋様;矛盾しているがこの商売はなくならないものじゃのう
私;そうですね早く帰って冷たいビールを飲みましょうと言うわけで最後のシェムリアップの夜は更けていくのでした。

光る稲妻と遠くに聞こえる雷鳴に混じるなんだか分からない鳥の鳴き声と路地にまばらに接する民家から聞こえる赤ちゃんの泣き声とあやすお母さんの子守唄、夫婦喧嘩の阿鼻叫喚、犬の遠吠え、晩ご飯の匂い、ナンプラーの香り、すえた匂い、気温30℃湿度80%の重い空気、ぬかるみを歩く足音・・・・アァこれがカンボジアシェムリアップの毎日

過去仕入れ記有り

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